うつらうつら

創作物語 歌詞の参考

必然

♢少女A

カランカラン

「いらっしゃいませー」

店内からひっきりなしに聞こえる声

今日もう23回目。数えるのが癖になる。

にしても、うんざりする。

喫茶店でアルバイトをしようとおもったのは

家から近いからだ。

それ以外の理由はない。

ただ、後悔していないとゆえば嘘になる。

私は深夜のコンビニが向いているタイプなので

笑顔を作る作業さえ仕事の内。

「あ、!Aさん、喫煙室!サンドウィッチできたから持ってて〜〜」

きたよきたよ、1番嫌な喫煙室。

だれ?タバコ発明した人

呪い殺したいくらい。

しかも死んだあいつも吸ってて....って

だから死んだのかも。

いや、なら逆にたばこ万歳とでもゆうべきか。

「はーーーい!B2卓ですよね?」

「そうよ〜。ほら、わたし、煙草、喘息でダメな人だからお願いしちゃって悪いねぇ」

「いえ、、、、。」

そう、今思えば、ここからがすべての

始まりで、これは必然だったのか

「......けむたい部屋」

Going myway

そしたらなにか変わるなんて

言い訳にしか聞こえない

階段かけあがるそれが近道

かけおりてったホームまで

それでもなにも変わらないなんて

わがままにしか聞こえない

なるようになるそれが我が道

駆け抜けてって東京メトロ

☆はしゃぐ君の姿loving loving

髪型を変えたいeverythig

お揃いマグカップ隣り合わせ

ふたついつものところ

ほっぺたつねりあいlovingloving

心まで見えるよsomething

お揃いスニーカー履きならして

帰り道歩いて行こう☆

おととい手の甲かいたカンペは

間違えたって結果オーライ!

rightnow結果にコミットするライザップ

だんだんだんだん近くなる

だんだんだんだん遠ざかる

だからね泣いたり笑ったりする

ふたりの日々の扉

☆くりかえし☆

そんなに文字にこだわってたって

胸の鼓動は聞こえない

ラインに書いてた大好きだよって

本当のところはわからない

BGM鳴らすワンテンポあげて

鏡に映るふたりの頬赤色に染まってく

☆くりかえし☆

どうしようもないどうしようかな

すれ違う時間軸

分かり合えないなら分かり合えるまで

付き合う覚悟はできているから

確信に変わるそのときまで

2人近づけるそのときまで

君のこと待ってるよ

☆くりかえし☆

 

 

 

少女A

 

私が少女Aと呼ばれることになった

理由は、今は話したくないから

話したくなったら話そうかな

 

朝起きても、家には誰もいないのは

日常。

そもそも、家に人がいるときは、

あの女が男を連れ込んでいるときだけだった

それもなくなった。

 

私は、学校へは行かない。

とゆうより学校へは行けない。

 

学校にいい思い出なんてない。

だから極力、思い出さない。

友達という概念も私の中では

獣の群れのようでしかない。

 

そんな私の日常の癒やしこそ獣の

猫だ。

 

ベランダにいくと、昼すぎの

風が心地よい。

 

猫にえさをやる。

 

私は猫にえさをやるために

アルバイトをしている。

 

私が食べるものも猫の餌と同様である

と考えているので、

それも含めてお金を稼ぐ必要があったので

アルバイトをしている。

 

あとは、このアパートの家賃になる。

 

近所の人から

「あの子はかわいそう。」

と言われているのを聞いたことがあるが、

 

生きているだけでかわいそうなんてことは

ないのではないか。と思うし、

みつをさんだって人間だもの。

と言っているだけあって全てのことは、

人間だもの。で片付けられるから

深く考える必要なんてない。

アルバイトで特に大切にしていることでもある

考えたら負けなのだ。そろそろ、

アルバイトの時間、12時31分か、、

まぁ、かわいそうなんて言葉は

そうそうでないであろう。

 

あいつみたく死ななければ、

 

 

呆れた前髪

 

恵比寿で髪を切ろう

 

 

そう思い立ったのは、

最近の俺が冴えないからだ。

 

先週の日曜日も散々だった。

先輩と付き合いで行ったパチンコは大負けし、おまけに、仕事のために、早く寝よう。と

寝たのに寝坊。。。

俺は俺に幻滅していたのだ。

それだけではない。

ガールズバーの女子を口説き倒したと思えば、

帰り際に「わたしには、あっくんがいるの、ごめんね、、」

と言い出す始末。

 

ふざけている

 

世の中が俺のことを馬鹿にしてる。

 

そう思わざるを得ない。

 

そこで俺は恵比寿という初めて行く

得体の知れない都会で髪を切ることを

決意したのだ。

 

ここでなにかが変わるかも知れない。

 

そう期待を胸に俺の愛車を走らせていると

 

「そこの車、ちょっと待ちなさい!!」

 

チャリで俺のこと追いかけて来てる??

 

なんでだ?俺は速度も守っているし、

歩行者だって確認したはずだ。

 

「はい???」

 

車を左手に止めたはいいものの、嫌な予感がし

 

「君、信号みてたかい??みてなかったよな」

「いやいや、してないですよ!」

「いーや、私はみていたよ、、」

 

俺はもうこいつにも、人生にも、うんざりだった。抵抗する気にもならなかった。

 

あーそうか、、、

美容院にはもう間に合わないな。

 

レディエリオット

「レディエリオット」

「あなたはどこに行ってしまったの・・・遥か遠く私も知らない島へ一人」

☆思いはせる思い募らせる
舞い散る花びら影にひとひら ほら、咲いた窓際
ささやかに置いてあったから気づいてた
思い焦る思い濁らせる
舞い散る文字の束トゲにひとしずく ほら、落ちたプレパラート
ひいてあったの気づいてた

★レディエリオット ブルーオーシャン

サンゴ礁に隠れて眠る姫

忘れたくないのに忘れてしまう

ohmyレディエリオット

レディエリオット レッドオーシャン

ガラスが溶ける王子はいまや

亡き姿泣き姿...ohmyレディエリオット

 

夜の海に無数に浮かぶプランクトン 昼間は見えなかったのに
その存在感 言葉にならぬ あなたが”青”にしていたのね
古いそう昔から生き物たちの戦いがそこでは繰り広げられどこへ行ってしまったの

★くりかえし

火の鳥は山へ帰る 水の蝶は空へ舞いあがる
光は照らし続けるのに 影はもう2人を映すことはなかった
火は燃えあがり 水上へ上がる泡と あらわになった光を
影が覆い隠してしまうから もう何も見えない

赤い、赤い、入り口は狭く深い
CRY、CRY、もう泣かなくていい
赤いルージュに分厚い唇
淡いルールなんて信じたくもない
あと5メートル深く潜れたら
息ができなくなってもいい 生きていなくたっていい
「ただ、君にもう一度会いたい」
会えないのに抱く希望は 昨日より私をずっと辛くするの
貝殻の中に隠した言葉はI”ll never forget you

☆ くりかえし
★ くりかえし

あなたが帰るその日まで 私は息をひそめるわ

水面に浮かび散る桜儚く 想い浮かび散る願い儚い

星占い

「星占い」

☆seaandflowerand

seaandflowerand

seaandflowerand....ahahahah☆

いつも他人を気遣ってばかり
小うるさいところはあなたお母さんそっくりーわりと
他人に好かれるの冗談やものまねを交えるところはあなたお父さんそっくりー

「おにぎりのお塩がしょっぱいって」
「もうお弁当は作らないよって」
「電気つけっぱにしないでよって」
「最近はやりの省エネだって」

★あたしは海から生まれた海星人
荒波としょっぱい涙の潮風
あなたは花から生まれた花星人
木陰に咲いている一輪の花よ

☆くりかえし☆

まばたきしないで見ている機械
電車のオジサン横顔近い
つまんないバラエティ毒舌司会
明日5時でいい?ってラインに了解

撮ってる2ショット 文句のつけようはない
知らない間に 待ち受け画面にしよう

★ くりかえし

一人で帰る道のりは遠回りしてるように感じて
一人で入るお風呂はシャワーの水がいつもより痛かった
一人で食べるご飯はなんだか少し味が薄くて
一人で眠るベットはおやすみの声が聞こえないんだ

そんな些細なきっかけだった
ぼくらの擦れ違いは始まった
心の隙間を埋めるのは1本のタバコとコーヒー
壊れかけの網戸
煙が消えかける
隣に座る君そっぽむいて
缶コーヒー僕の手のひらに
★くりかえし

☆くりかえし☆

けむたい部屋の中で

 

いつもそうだった。

僕はなにかと損をするタイプなようで

飲み屋で最後の一つのからあげは

食べられないし

中学校の部活動でもやりたくもないコントラバスだったじゃないか。

そんな昔のことさえも、

忘れたふりをしてきただけだ。

そうか、いつもどうり、、か、。

貸した3万3000円をただ、後輩に返してもらえてないだけの33歳不甲斐ない営業マン。

 

「そんなちっちゃいこと気にする男なんっすね、先輩」

 

と思われるのが怖いだけなのか、はたまた

あいつに返す気は、さらさらないと思っているだけなのか。

しかしどうしても、こうイライラが収まらず、はけ口ほしさに、自意識過剰で有名なメガネに時計はマストと言わんばかりの先輩に相談してしまい、、喫茶店へ行くことに。

時計は12時31分を指していた。