必然
♢少女A
カランカラン
「いらっしゃいませー」
店内からひっきりなしに聞こえる声
今日もう23回目。数えるのが癖になる。
にしても、うんざりする。
喫茶店でアルバイトをしようとおもったのは
家から近いからだ。
それ以外の理由はない。
ただ、後悔していないとゆえば嘘になる。
私は深夜のコンビニが向いているタイプなので
笑顔を作る作業さえ仕事の内。
「あ、!Aさん、喫煙室!サンドウィッチできたから持ってて〜〜」
きたよきたよ、1番嫌な喫煙室。
だれ?タバコ発明した人
呪い殺したいくらい。
しかも死んだあいつも吸ってて....って
だから死んだのかも。
いや、なら逆にたばこ万歳とでもゆうべきか。
「はーーーい!B2卓ですよね?」
「そうよ〜。ほら、わたし、煙草、喘息でダメな人だからお願いしちゃって悪いねぇ」
「いえ、、、、。」
そう、今思えば、ここからがすべての
始まりで、これは必然だったのか
「......けむたい部屋」